2019年12月08日

わさドラ気まぐれ批評 No.269

 2019年12月7日放送の話の批評です。

1.多目的お守りは責任感が強い
 ~(多目的)お守り~

脚本/福島直浩 絵コンテ/ひのもとひろし 演出/五月女有作

 前回(2019年11月30日)放送の「スネ夫としげお」で触れた新作原作話。(てんコミ『ドラえもん』第21巻「多目的おまもりは責任感が強い」より)

「多目的お守(まも)り」――お守り袋の中にカードが入っており、これに「金運」「交通安全」「恋愛運」「受験合格」の4つのボタンがある。何れかのボタンを押してお守りを首からさげておくと、その運が向くよう体が勝手に動く。しかしやり方は、例えば「交通安全」なら交通事故阻止のために持ち主が外出できなくなったり、「受験合格」なら受験に合格できるほどの学力を得るまで机から離れられなくなったりといった具合に、極端な上に几帳面過ぎるところがある。また1つの運を守っている間は他の運までは手が回らず、他の運が悪くなってしまう。たとえば金運のときは交通安全にまでは手が回らず、車に轢かれそうになることもある。目的遂行のためにやりすぎて失敗することもあるため、万能とはいえない。なお、意思があるようで、のび太たちの行動がうまくいかなかったことを反省して小さくなる描写がある。(Wikipediaより引用)


 さて、冒頭でしずかは出木杉とO・ヘンリーの話をしていましたが、私の場合、それで思い浮かぶのが「賢者の贈り物」ですね。クリスマスプレゼントを用意することが互いにできなかった夫婦が、ある手段を用いるという話、昔、漫画で読んだこともありますし、中学の英語の教科書にも載っていたりしていました。

 お守りを首に掛けたドラえもんが、走っていって拾った1円を、文句を言いながら交番に届けるなんて、原作になかったような? それにお守りの中身の形も原作と違ってましたねー。

 そのお守りをのび太が使う場面では、まず、金運の効果で家に戻ると、アイロンがつけっぱなしで服が焦げていたのを発見、感謝されたママから小遣いをもらいます。
 次に、交通安全にして出かけようとしても、安全のために外に出づらくなったり、辺りをキョロキョロ見まわしたり、横断歩道でもないのに手を挙げて十字路を渡ったりと、車を用心するため塀に張り付いたり、よその家の庭に飛び込んだりと迷惑な事ばかり。お守りに、家の中が一番安全と思われていると見えます。外そうとしても、無事に家へ着くまで外れないのです。
 やっとの事で家に帰り着いたのび太、お守りの目的を今度は恋愛運に変えて、しずかに好かれようとします。ドブを眺めるしずかの前へ来てドブさらいを始め、落ちていたしずかの財布を拾いますが、その間は金運にまで手が回らないようで、のび太が自分の財布を落としてしまいました。その次に出木杉のノートをしずかの家まで持っていって宿題を教えちゃう。やり方がどうも…と思うのび太。そのまた次は洗面所からせっけんを取って外に出ますが、途中でジャイアン・スネ夫と目が合い、ボコボコにされたり、三輪車に足を踏まれたり、工事現場の木の板にしりもちをついたうえに、相撲取りにシーソーのように押し上げられ、しずかの家の庭に落ちたのはオリジナル。そしてお風呂に入っているしずかにせっけんを持って行って、嫌われ、平手打ちまで食らってしまった。それで、お守りがやりすぎに気がついて小さくなっちゃってまあ。
 最後は、のび太が東大に入ろうと、お守りを受験合格に合わせたら、お守りがおまもりがのび太に猛勉強させるために、のび太は机から離れられなくなってしまったという原作通りのオチで〆でした。文句のつけようが無かったです。


2.野比家、夢の温泉旅行(原題:温泉旅行/2018年10月19日放送)
 ~温泉旅行(2018/10/19:野比家が豪華温泉旅館に!!)

脚本/小林英造 絵コンテ・演出/堂山卓見
「ドラえもんもお風呂に!? 温泉旅行」:脚本/早川 正 絵コンテ/木村 哲 演出/三家本泰美)

 2006年1月20日放送の「ドラえもんもお風呂に!? 温泉旅行」のリメイク原作話。
 再放送のため、批評はhttp://haneil-wasadora.seesaa.net/article/a18603150.htmlを参照。
 (2分間のCMによる中断あり)
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 12月14日は「捜査ごっこセット」「イースター島のモアイ」というオリジナルストーリー二本立て。したがって、次回の批評はお休みいたします。
posted by HANEIL at 19:39| 岡山 ☀| Comment(0) | ドラえもん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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