2018年10月27日

わさドラ気まぐれ批評 No.232

 20181026日放送の話の批評です。

★新コーナー「ドラドラおなじものさがし」

 画面左の絵と「おなじ」絵を当てるコーナー。今回は、1~4のうち2が正解でした。

1.合体ノリ

  ~合体!! イヌとドラえもん!?~

脚本/福島直浩 絵コンテ・演出/氏家友和

 当日のメイン且つ原作付きの話で、新作です。(てんコミ『ドラえもん』第13巻に収録)

「合体ノリ」――人や動物と合体できる道具。チューブ入りの接着剤のようで、ほんの少し絞って指先に乗せ、人や動物に触れると合体できる。

 この話では、合体後は、頭が自分、首から下が合体相手の姿となり、相手の能力(犬の嗅覚、力士の怪力など)を自分のものとして使うことができる。ただし相手の意思や習性が残っているので、体が意思に反して動いてしまうこともある。(Wikipediaより引用)

 合体ノリで犬と合体したドラえもんが、山口くんの匂いをたどる場面では、スネ夫の匂いが嫌味ったらしいと、半分犬のドラえもんが言ってました(笑)。

 それと、彼が電柱でおしっこをしたら、別の犬が自分の縄張りをドラえもんに取られたことで怒り、犬に追われながらスネ夫のもとにたどり着く。意地悪なスネ夫がヘリコプターを飛ばしたので、のび太はそれを追うのですが、そのときに犬と離れたドラえもんがスネ夫の手にノリをつけ、無理に犬と合体させる。そして先ほどの犬にスネ夫は追われます。

 飛んでいくヘリコプターにのび太は大弱り。ドラえもんはノリでのび太と一緒にカラスと合体して、空を飛んでヘリコプターを追いますが、ヘリは川に落ちてしまう。それでも、ドラえもんはあきらめずに魚と合体。のび太も亀と合体して、沈んだヘリを拾いました。やっと取り戻したと喜ぶのび太でしたが、即ジャイアンに奪われてしまう。と、ここまでがオリジナルでした。

 後のことは原作通り、通りかかったばかりのおすもうさんとのび太が合体して、ジャイアンからヘリを取り返す。しかし宿題を思い出し、しずかと合体して宿題を終わらせようとしますが、しずかは夕食を食べてるところを合体されたため、家に帰りたがって暴れるというところでおしまいでした。

 ノリで合体するのもいいけど、時と場所を考えてしろと、のび太の父親気分で叱りたい気持ちになった話でした。

2.行け! ノビタマン

  ~のび太、宇宙で英雄に~

脚本/福島直浩 絵コンテ/善 聡一郎 演出/氏家友和

2006/12/31脚本/高橋ナツコ 絵コンテ/細谷秋夫・渡辺温子・三宅綱太郎 演出/細谷秋夫・渡辺温子

 これも原作付きの話。(てんコミ『ドラえもん』第21巻に収録)

 20061231日に「正義のスーパーヒーロー」という煽り文句付きで放映された、あの話のリメイク版です(当時のものは原作を大幅アレンジしたもの)。

「宇宙救命ボート」――全自動式の小型宇宙船。発射ボタンを押すと、地球人が住めそうな星を自動的に探し、目的地の星まで勝手に飛んで行く。操縦席はおろか、発射ボタン以外には何のスイッチもなく、一度発射すると目的地の星に着くまで止めることはできない。ただし、目的地の星に着いてから再び発射ボタンを押せば地球へ戻ることは可能。本来の役目は「地球が爆発するような時にこれに乗って他の星へ逃げる」とドラえもんが単行本21巻で説明していたが、その後の作中では他の星へ気軽に旅行できる宇宙船として使われることが多くなった。また、大長編などではボタンの他にもスイッチや他の機能(その星にしかない物質を探知ユニットに入れ、発射ボタンを押すと、その星まで全自動で航行するという機能)が付いたりもした。(Wikipediaより引用)

 のび太が、うっかり宇宙救命ボートのボタンを押して、地球によく似た星へ着いてしまってからのこと。

住宅地が地球の日本にそっくりでしたね。食生活もそっくり。

 この家の主人は新聞記者で、ギャングの集まりであるシンジケートの犯罪を告発する記事を書いているために、シンジケートに狙われている。最初に二人が出会った女の子は主人の娘。登校途中にシンジケートに誘拐され、家に脅迫状が届く。その汚いやり方に憤慨したのび太は大きく飛び上がった。コンクリートもやわらかい。この星、地球より重力が小さいんですね。この星の住人達は地球人よりも力が弱いことにも気づき、のび太が「ノビタマン」となって、ドラえもんと一緒に女の子を救出に向かうところで、

-CM-

 シンジケートの本拠地に来た二人、ギャングの銃撃も通じるはずがない。二人は女の子を救出した後、逃げるギャングをシンジケートのビルを倒壊させてやっつけて、シンジケートを壊滅。ノビタマンの手柄話が新聞に載るは、ノビタマンの映画化も決定するは、銅像は立つはで、ドラえもんとのび太はこの星の英雄に。

 二人はずっとこの星で暮らしていこうと考えはじめますが、また何気なくボートのボタンを押すと、ボートはいつの間にか直っており、二人は地球へ戻ってしまう。二人は地球でいつもの生活を過ごしながら、また口論をしてしまう、と、12年前の大みそかのときとは違って、原作通りで文句のつけようがありませんでした。

★クイズは月をめぐる

 今回から始まった、もうひとつの新コーナー。

 ドラえもんが「アクションクイズ」で出した問題、「昔から月の模様はウサギに似てると言われてるけど、他にもいろいろ似ていると言われるものがあるんだ。例えばこれはなんでしょう?」と出た映像は、日本とは向きが違いますね。答えは、

1)カニ

2)0点の答案

3)トリケラトプス

のうちのどれかなんですが、まさか0点の答案ってこたあないでしょう。正解は1番の「カニ」なんです。ライオンやロバに見えるっていう国もありますがね。

 ……でも、このクイズはエンドロールを兼ねていたので、エンディングがフイになったのが悔やまれます。すると来年の春ごろまで、OP or EDは無しということになるんですね? 以上!

 次週・11月2日は「いろいろソーダセット」というオリジナルストーリー「マジックボックス」という新作原作話の二本立てをお送りします。



 今月の新聞の番組欄での煽り文句のまとめ。

2018/10/12

 借り物競走でタイムトラベル(時を走れ! タイム借り物競走・オリジナル短編)(ほか一本)

2018/10/19

 のび太魔法使いになる?

 (魔法使いのび太=魔法事典・『ドラえもん』第37巻に収録)

  ※「打倒ジャイアン! 魔法の呪文」のリメイク版

 野比家が豪華温泉旅館に!!

 (野比家、夢の温泉旅行=温泉旅行・『ドラえもん』第6巻に収録)

  ※「ドラえもんもお風呂に!? 温泉旅行」のリメイク版

2018/10/26

 合体!! イヌとドラえもん!?(合体ノリ・『ドラえもん』第13巻に収録)

 ▽のび太、宇宙で英雄に(行け! ノビタマン・『ドラえもん』第21巻に収録)

  ※「正義のスーパーヒーロー 行け! ノビタマン」のリメイク版

 以前「10月からも煽り地獄が続くのかくそーっ!!」と書きましたが、やはり今月からも地獄! いい加減にしていただきたいものですねえ。

posted by HANEIL at 13:53| ドラえもん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月の家族の近況

 今月の家族の近況は、7日のタラちゃんの話から。


> タラちゃんです。

> 今日はみんな浮き浮きしてるです。

> まつたけご飯を作るからだって、

> おばあちゃんが教えてくれたです。


 …なんて豪勢なんだろう。
 次は、14日のワカメちゃんの話。


> ワカメです。お姉ちゃんが

> 何だか機嫌が悪いの。

> いつも来る時間に焼き芋屋さんが来ないんだって。

> 昨日も食べたんだからいいじゃないの。


 昨日も焼き芋食べたのに我慢できないサザエさん、なんだかなぁ。
 最後は、21日のカツオくんの話。


> カツオです。姉さんが

> またダイエットに挑戦してるんだ。

> 今度こそ痩せるって言うんだけど、

> 秋のおいしい食べ物を姉さんが我慢できるとは思えないや。


 サザエ姉さんの一番の敵は、食欲なのかも。
 明日はプロ野球日本シリーズで、『サザエさん』の放送が休止の見込みのため、今月の家族の近況はここまでといたします。それでは、また来月お会いしましょう!
posted by HANEIL at 08:06| サザエさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月20日

わさドラ気まぐれ批評 No.231

 20181019日放送の話の批評です。

1.魔法使いのび太

  ~のび太魔法使いになる?~

  (原題:魔法事典)

脚本/高橋悠也 絵コンテ/もりたけし 演出/藤倉拓也

※打倒ジャイアン! 魔法の呪文:脚本/高橋ナツコ 絵コンテ・演出/秦 義人

原作付きの話。(てんコミ『ドラえもん』第37巻に収録)

2008118日に「打倒ジャイアン! 魔法の呪文」という題で放映された、あの話のリメイク版です。

「魔法事典」――始めは白紙の本だが、魔法の使い方を好きなように書き込むと、その通りに魔法が使える。使い方は自由で、手などで一定の仕草をとる、呪文を唱えるなどさまざまに決められる。呪文にした場合は呪文を逆から唱えると効力が消えるようになる。また、魔法が書かれたページを破ることで、その部分の魔法を無効にすることもできる。

魔法の使用は誰にでも有効で、呪文を書き込んだ本人でない者が偶然その呪文を唱えても、魔法が発現する。また使用者が呪文を唱えた後、他の誰かがその呪文を逆から唱えても、使用者の魔法の効力が消える。ドラえもんの世界では魔法を科学で作れるらしい。(Wikipediaより引用)

イメージ 1

 のび太が図書室に入るのを珍しがったはる夫と安雄のことですが、安雄は帽子を取っていたので、一瞬誰だかわからなかったです。

 のび太が魔法事典に書き込んだ呪文は、原作の呪文「スーイスイ」「イナイイナイ」の他に、物を浮かせる呪文「フーワフワ」や服をきれいにする「キレイキレイ」、人をくすぐる「コチョコチョ」、おしりを蹴飛ばす「キックキック」がありました。が、コチョコチョやキックキックについては、その日、ハロウィンだったので、のび太が呪文を唱えた後で、吸血鬼に仮装した男の子がチョコやクッキーをせがむので、のび太もくすぐられたり、キックの効果が消えたりで失敗、というのがオリジナルでした。

 この話で重要となる、念力で人を投げ飛ばす呪文は

「アブタラカブダラ ピプペポパンノ ポンピッピ ドブデベビバブー」ですと。大山版の「まほうじてん」のときとは違いますね。原作通りなのかどうかは知りませんが。

 原作との違いがもう一つ。ローラースケートで遊んでいたジャイアンを、のび太は「キックキック」で蹴飛ばすのですが逆効果で、あわてて「スッテンコロリンノバナナ」でバナナの皮を出してジャイアンを転ばそうとしても、しりもちをつかない。「グルグルタツマキ」で竜巻を出すのび太ですが、逆効果で竜巻に乗って着地成功。のび太はかくなるうえはとばかりに、透明になってジャイアンを蹴っ飛ばしたり浮かしたりしてやっつけるのですが、原作通り、近くにいた夫婦が赤ん坊に「イナイイナイ」と言ったために効果がとけ、のび太は念力でぶっ飛ばそうとしますが、呪文が長いために言い終わる前にジャイアンに捕まってボロボロに。ドラえもんは魔法が使えるのに負けてしまったことを不思議がるのでした。おしまい。

2.野比家、夢の温泉旅行

  ~野比家が豪華温泉旅館に!!~

  (原題:温泉旅行)

脚本/小林英造 絵コンテ・演出/堂山卓見

※ドラえもんもお風呂に!? 温泉旅行:脚本/早川 正 絵コンテ/木村 哲 演出/三家本泰美

 これも原作付きの話。(てんコミ『ドラえもん』第6巻に収録)

 2006年1月20日に「ドラえもんもお風呂に!? 温泉旅行」という題で放映された、あの話のリメイク版です。

「室内旅行機」――目測10数センチメートル程度のプラネタリウム投影機のような機械。室内に風景の立体映画を映し出す(音声も出る)ので、室内にいながらにして旅行気分を楽しめるという道具。海、森、温泉旅館などのフィルムが用意されている。ただし単なる映像なので、楽しめるのはあくまで視聴覚だけ。室内に広々とした光景を映し出しても、狭い部屋が広くなるわけではない。

 「実景プラネタリウム」「室内旅行機」「立体映写機」「立体映画」とさまざまな名称で呼ばれるが、書籍『スーパー・メカノ=サイエンス ドラえもん道具カタログ』では藤子・F・不二雄の監修のもと、これらを「実景プラネタリウム」として統一している。『ドラえもん深読みガイド』においても、当該道具を総称して実景プラネタリウムとしている。ただしテレビアニメ第2作第2期では、「室内旅行機」、「立体映写機」という名称で統一されている。(Wikipediaより引用)

 ママから温泉旅行に行ってみたいと催促されていたパパの為に、ドラえもんとのび太は室内旅行機をたくさん出して、家のあちこちに設置し、温泉旅館の映像を映して気分を出す。実際は狭いために壁やテーブルにぶつかってしまったりもするが、四人は温泉旅行気分を満喫する、というものですね。

 で、大浴場での入浴シーンはというと、原作通りパパとママが混浴してる! 現実じゃ、混浴なんてそんなにないのに。風呂の映像は他にも、サル専用の温泉とか、アイスランドにある世界一大きな露天風呂なんてのも。本当は狭い風呂場なのに、のび太ったら飛び込もうとして見えない壁にぶつかっちゃった。

 きせかえカメラで、ドラえもん以外の全員に浴衣とはんてんを着せたドラえもん。パパが希望した「あれ」というのは…というところで、

-CM-

 先ほどパパが希望した「あれ」とは、卓球のことですって。で、パパとママは卓球を楽しむ。といっても、本当は台所でしてましたが。それにしても、卓球――もはや温泉宿のお約束ですね! それと、二階の映像は展望台になっており、パパとママは絶景に見とれる。と、突然ジャイアンとスネ夫が下でのび太を呼んだので雰囲気が壊れてしまった。のび太に野球の誘いを断られたジャイアンとスネ夫、そっちから行こうとすると玄関がジャングルになっており、ヒョウに吠えられて逃げちゃった。邪魔をさせないための作戦でした。と、ここまでがオリジナル。

 後は原作通り、天丼を注文し、団体客の映像をかけてにぎやかになっていく。しかし宿泊料を催促するドラえもんが、和装の女将の格好をしていたのは原作とは違っていたような。でも、お金をのび太と分けようとするドラえもんをパパが追っかけようとして見えない壁にぶち当たったりと、ドジな一面も見られた話でした。

<批評>これを書いているときに、ふと12年前の1月の事を思い出しました。確か食事は、大広間の映像が映された部屋でとり、宴会もそこではじめられたと。しかし12年たった当日の方が、原作にほど近いと思いましたよ。

★来年公開の映画の事

 サブタイトルは「のび太の月面探査記」という、完全オリジナル作品だったということや、スペシャル映像が初公開されたことをエンドロールも兼ねてやっており、それでEDがフイになったのが悔やまれました。それじゃ当分、OP or EDはナシということなんですか!?

 次週・1026日は「合体ノリ」「行け! ノビタマン」という原作話二本立てをお送りします(但し「行け! ノビタマン」はリメイク版)。

posted by HANEIL at 19:59| Comment(0) | ドラえもん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする